Architecture建築
建築Architecture
建築事業は、土木事業と並び、富士ピー・エスを支えるもう1つの重要な柱です。
建築部材の設計・製作・販売が主な事業内容です。建物の主要躯体(柱・梁・床板 等)をプレキャスト製品として設計し、自社工場で製作することで、生産効率を向上させる一方、現場製作の工数を大幅に減らすことができ、現場の安全向上と工期短縮が可能です。さらに、プレキャスト部材製作の技術と斜張橋の工法を応用して独自の耐震補強工法を開発し、学校などの公共建築物を皮切りに、民間住宅の耐震補強まで事業シェアを拡大中です。
職種紹介
施工管理職(現場)
プレストレストコンクリート技術を用いたプレキャスト部材の組み立てが必要な現場(柱・梁組立工事、外付け耐震補強工事 等)において、技術指導や施工管理を行います。
構造設計職
取引先(主に大手ゼネコン)から依頼された建築物件の設計条件をもとに設計を行い、条件や基準を満たせるプレキャスト部材の提案を行います。
製造管理職(工場)
建築の現場で必要な大型のコンクリート部材(柱・梁・床板 等)をつくる仕事です。工場での製造計画の立案、工程管理、安全管理、予算管理、材料や人の手配などを行います。
仕事の流れ
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設計提案
発注者が求める設計条件に合うようなプレキャスト部材を検討します。部材の厚さ、荷重やたわみ制限などの条件を満たし、かつ構造的な耐力が確保できるプレキャスト部材を提案します。
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製作検討
提案が採用されて受注が完了したら、自社工場と部材製作について打合せを行います。
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検査立合い
発注者が工場に訪れ、製品が問題なく作られているか検査を行う際は、設計担当者として立ち会います。
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出荷計画
部材の搬入時期や搬入経路について工事現場と打合せを行い、出荷計画を立てます。
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納品立会い
初回納品時には立ち合い、問題なく製品が搬入されるか、架設されるかを確認します。